
院長の鹿嶽 佳紀(かたけ よしき)です。
内科医としても、安心して当院をかかりつけ医として選んでいただけますように、患者様の信頼と期待に応えられますように、常に最善の治療を提供したく存じます。
高血圧、糖尿病、高脂血症、気管支喘息・循環器・呼吸器疾患・漢方医学など、各研究会・勉強会にも積極的に参加し、新しい薬剤の特徴・効果・効能・副作用などを学び、診断・治療法をよく理解した上で、それぞれの患者様の状態に合わせて使い分けられるように、日々向上心を持って取り組んでおります。
また、内科は、どの科を受診して良いか解らない方が訪れることも多いため、疾患や治療に応じて適切な科の受診をお勧めしたり紹介ができますように、外科、整形外科、皮膚科、脳外科や精神科といった他科の範囲の研究会・勉強会にも参加するように心がけています。
これからも、地域の医療ニーズに対応し、皆様に愛されるかかりつけ医としてスタッフ一同努力して参ります。
略 歴
大阪医科大学医学部 卒業
大阪医科大学附属病院 研修医
大阪医科大学附属病院第2内科専攻医
南大阪病院 消化器内科医員
行岡(ゆきおか)病院 消化器内科医員
大阪医科大学附属病院 第2内科 専攻医
大阪医科大学 第2内科 助手(任期付)
鹿岳胃腸科・内科 副院長
鹿岳胃腸科・内科 院長
資 格
日本消化器内視鏡学会
消化器内視鏡専門医・指導医
日本消化器学会 消化器専門医
日本内科学会 内科認定医
医学博士
当院について
【沿 革】
鹿岳胃腸科・内科は父である先代院長、鹿嶽徹也が昭和46年1月開業致しました。
当時はバリウム検査が全盛の時代に、大学病院ですら中々行えていなかった胃カメラを開業医で早々に導入しておりました。内視鏡検査で病気の早期発見をすることは地域医療へ貢献につながり、また、地域の皆様に安心して明るい毎日を送っていただきたいとの思いからでした。そのころはマイクロフイルムを内視鏡先端に装備した、本物の「胃カメラ」で、現在の内視鏡はいわゆるビデオスコープですが、胃カメラと呼ぶのはこの頃の名残です。
先代院長は、胃癌に対するピロリ除菌の重要性についても早くから認識しており、健康保険で胃潰瘍の除菌が認可される10年以上前から、自費で除菌治療を開始したり、腹部超音波装置も、Aモードと呼ばれるごく初期の頃から、大学病院より早く導入したりという、消化器医のパイオニアでもありました。
【10年間の学びを経て】
二代目となります私、鹿嶽佳紀は、父の意志を継ぐべく、平成5年に大阪医科大学(現大阪医科薬科大学)を卒業後、第二内科(消化器内科)に入局し、大阪医科大学大学病院・消化器内科で10年間学ばせていただきました。
平成15年に当院副院長に就任時、10年で培った内視鏡検査の実績は3万件に及んでいました。その経験と知識のおかげで下部消化管内視鏡(大腸カメラ)の検査も開始いたしました。
平成23年より院長となり、今では5万件以上の方の内視鏡検査を実施するにいたりました。
日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医であり、常に最新の内視鏡学を研鑽するために、学会への参加、東播消化器懇話会、はりま胃腸研究会、開業医のための消化器を学ぶ会など、数々の地元の研究会にも世話人として参画して参りました。
また、専門の消化器のみでなく、内科医として最新の診断治療に携わるべく、糖尿病・高血圧・高脂血症始め、漢方医学まで、様々な研究会・勉強会に参加し、これからも日々学びつづけて参ります。
受付 内視鏡検査時の休憩室 正面 内視鏡室
はりま胃癌研究会について
胃癌の早期発見に全精力をそそがれた故小嶋高根先生が昭和46年に開業医仲間と始められた「はりま早期胃癌研究会」(現在は「はりま胃腸研究会」)に、胃癌に興味のある熱心な医師が有志で集まり、月一回開催され、500回を越えました。
平成9年には功績を認められ、日本対ガン協会賞もいただいています。
毎月埼玉医大より故吉井隆博教授に来ていただき、ご指導の下、胃癌診断技術を研鑽し、東播地域の胃癌の早期発見に貢献して参りました。
当研究会は、製薬会社などの協賛を受けない有志による勉強会であり、癌研や癌センターなどからもご高名な先生方が多くお越しになり、参加者からも多くの助教授・教授を輩出しております。
このような素晴らしい先生方と共に学ばせていただけることに感謝しております。
現在は藤盛孝博先生、西上隆之先生ご指導の下、はりま胃腸研究会として継続されており、世話人を務めさせていただいております。